平成30年4月
平成25年10月の開院から4年半が経過し、5回目の春を迎えました。平成29年度も主な病院の活動指標は順調に右肩上がりに推移し、昨年に引き続き経常収益の黒字化を達成できる見込みです。また平成30年3月には、日本医療機能評価機構が管理する病院機能評価の認定を取得し、安全・安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、日常的に努力している病院として評価されました。
入院患者数、外来患者数が堅調に推移するなか、この4月には、医師は10名増の149名、医療技術職は1名増の114名、看護職は20名増の499名、事務職等含め合計795名と、全体で33名増員し、ますます診療体制の充実を図って参ります。
さらに、研修医数も当院初期研修医が11名、神戸大学のたすきがけ研修医3名と合わせて1年目研修医が14名、2年目研修医が10名と合計で24名と年々研修医数が増加傾向となっております。
平成30年度も医療機関との連携強化並びにチーム医療やクリニカルパスの活用を高め、安全で質の高い高度急性期医療を積極的に推進して参ります。
また、増加する研修医や看護師のための職員宿舎、夜間救急医療に対応する医療職員の仮眠室及び病児保育室を併設する新宿舎棟の建築を開始し、平成31年春の開設を予定しています。健康で働きやすい職場環境づくりを進め、過重労働の改善など昨今問題となっている医療人の働き方改革にも取り組んで参ります。
本年度も当院の医療機能をますます充実させ、地域住民の皆様が安心して生活できる医療基盤を確立してまいりますので、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。