皆様、新年あけましておめでとうございます。
平素は北播磨総合医療センターの運営に、ご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症は未だ全世界で猛威を振るっており、収束の目処が立たない状況が続いております。昨年の冬に日本で感染が確認されてから一年が経過し、それまでの生活様式も大きく変わりました。
当医療センターにおきましても、感染予防対策として、昨年から外来時の検温と問診、入院患者さんへの面会禁止等を実施いたしております。
また、保健所や地域の医療機関の紹介、当院での診察等で必要と判断した場合に、詳細な検査等を実施する臨時外来を救急入口前駐車場に設置をしました。
設置以降、臨時外来を利用する患者さんの数は絶えず、地域の医療機関や住民の方々からの期待の大きさをと感じるとともに、地域の医療機関とより一層の連携を強めて迅速つ正確な診断を心がけております。
臨時外来では、診察・検査のほか、手術や飛沫が発生しやすい検査を受けられる患者さんに、手術・検査前に新型コロナウイルス感染症の検査(LAMP法)を実施しており、感染予防のためご協力をお願いしております。
当医療センターでは、引き続き北播磨圏域の地域住民の方々に安心していただけるよう、高度で安全な医療を提供出来るよう努めてまいりますので、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
なお、新型コロナウイルス感染症対策で働く医療従事者のためにと、多数の企業、個人様よりフェイスシールド、消毒用エタノール、マスク、ガウン等医療物資の寄付や応援メッセージをいただきました。皆様からの温かいお心遣いに感謝を申しあげます。
本年も当医療センターの医療機能をますます充実させ、地域住民の皆様が安心して治療や看護を受けられる医療基盤を確立するとともに、病院スタッフが働きやすい環境を整え、医療人が喜びを持って働ける病院とすることにより、当センターの理念である“患者と医療人を魅きつけるマグネットホスピタル”を更に進化させて参りますので、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。