初期研修医の声

初期研修1年目K.K(R2年神戸大学卒業)


 初めまして、北播磨総合医療センター初期研修医1年目のK.K.です。 大変な情勢の中始まった研修生活ですが、この研修医の声を通して北播磨総合医療センターの魅力が少しでも伝わればいいなと思います。

<研修生活について>
 今までに救急科、脳神経内科、脳神経外科をローテートしましたが、働き始めて何より感じたのは、病院スタッフ間の雰囲気の良さです。医師だけでなく、コメディカルの方も大変やさしく、研修医に対しても分からないことがあれば気軽に教えてくださるため、働きやすい環境だと思います。そして、北播磨総合医療センターの特徴として、医局全体が一つの大きな部屋になっており、研修医の部屋がありません。これは人によって評価が分かれる点かもしれませんが、上級医の先生に質問しやすいことから、メリットととらえています。病院全体で比較的若い先生が多いため、手技などもいきなりバックアップなしで実践するということはなく、多くは直接指導していただきながら徐々にステップアップできるので安心です。たまたま神経系をローテートしている期間が長いため、腰椎穿刺をするチャンスが数多くあり、実践的に指導していただくことで、基本をしっかり身につけることができました。採血などの手技に関しても、脳神経内科に1か月半いる間、朝に1日1患者採血するということをさせていただき、上級医や看護師の方の指導を受けながら日々練習することができたので、自信がつきました。 写真は、嚥下造影の正常像がみたい、というお願いを受けて検査を受けているところで、遊んでいるわけではありません。スタッフ同士の距離が近く、和気藹々とした雰囲気のなかで研修している様子をお伝えしたく掲載してみました。

<日々の生活について>
 他の研修医の方も言及しているとは思いますが、基本的には生活するうえで何も困りません。車で10分から15分のところにイオンがありますし、家電量販店・ホームセンター・本屋・靴屋など、たいていはそろっています。もちろん宿舎にネットショッピングで購入したものもすぐに届きます。車がない、または運転できない、という場合でも病院の前にドラッグストアがありますので、生活用品や食料品であれば事足りると思います。今の状況では行くのが難しいですが、居酒屋や焼き肉屋はもちろん、おしゃれなお店もあると聞いているので開拓のし甲斐もありそうです。

<最後に>
 可能であればぜひ1度見学に来ていただければ実際の雰囲気が伝わるのですが、社会的背景のため、様々な制約もあるとは思います。拙い文章ですが、少しでも北播磨総合医療センターに興味を持ってもらえれば幸いです。