初期研修医の声

初期研修1年目S.K(R2年神戸大学卒業)

 はじめまして、初期研修医1年目のS.Kと申します。4月から始まった研修医生活ですが、早いもので6ヶ月がたとうとしており、今は2年目の選択科目(11月末〆)について頭を悩ませています。拙い文章ですが、少しでも研修病院探しのお役に立てばと思います。

 私はこの半年で心臓血管外科、救急科、総合内科・老年内科、糖尿病・内分泌内科合同、脳神経外科とローテートして来ました。内科、外科関わらずどの診療科でも上級医の先生が熱心に指導して下さいます。4月下旬は手術室のガウンや手袋が足りなくなるかもしれない!ということで研修医は手洗い遠慮してください、と言われましたが、そんな時は手術に入っていない先生が解説をして下さったり、MEさんが人工心肺装置について教えてくださったりと、違う角度から手術や症例の勉強ができました。(9月現在は物品も不足なく、毎回手術に入る事が出来ます。)
総合内科・老年内科、糖尿病・内分泌内科合同では上級医の先生とグループで診察していました。同じグループに3-4年目の先生や研修医2年目の先生が所属しており、分からない事を相談しやすかったです。医局が一つになっているため上級医の先生にも質問しやすく、小さな疑問も一緒に考えたり調べたりして下さいました。北播磨で初期研修を終え、3年目以降も残っている先生や北播磨に帰ってくる先生もたくさんいらっしゃいます。科にもよりますが、病院でプログラムを持っているかどうかを病院選びの基準にするのも良いかと思います。頻度の高い疾患はもちろん、かなり珍しい症例も診断から治療まで見られるのもおすすめポイントの1つです。診療科も揃っているため、必要な症例の専門性の高い検査や治療経過を見届ける事が出来ます。

 時節柄オリエンテーションがオンラインになったり会食が制限されたりとイレギュラーな事は多いですが、同期15人で楽しく研修しています。実際に働いている人の雰囲気も大事だと思うので、
是非オンラインでも見学してみてください。
お待ちしています!