スペシャリスト

スペシャリスト

教える人も教えられる人と共に育つ、 「共育」で看護部全体のキャリアアップを。

概要

当院では専門看護師3名と認定看護師16名が、現場のジェネラリストと共に各々の役割を果たしながら活動しています。

専門看護師 3名
(3分野)
  • がん看護 1名
  • 急性・重症患者看護 1名
  • 精神看護 1名
認定看護師 16名
(12分野)
  • 集中ケア 1名
  • 皮膚・排泄ケア 1名
  • がん化学療法看護 1名
  • 感染管理 3名
  • 手術看護 2名
  • 糖尿病看護 1名
  • 救急看護 1名
  • 摂食・嚥下障害看護 1名
  • 脳卒中リハビリテーション看護 1名
  • 慢性心不全看護 2名
  • 慢性呼吸器疾患看護 1名
  • 乳がん看護 1名

 

患者さんと家族のもつ力を大切にしたい

急性・重症患者看護専門看護師
春名寛香

 急性・重症患者看護専門看護師の役割は、緊急度や重症度が高い、あるいは集中治療が必要な患者さんとそのご家族に対して、最善の治療と看護が提供されるように支援することです。患者さんにとってより高いQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を目指し、身体的なケアのみならず、病状や治療に伴う様々な苦痛を緩和し生きる力を支援すると共に、不安や悲しみなど様々な思いを抱えておられるご家族への心のケアなどを行います。そして、どのような時も患者さんとご家族の持つ力を大切にし、私の役割を果たしていきたいと思っています。

がんを抱えながら、生きることを支援

がん看護専門看護師
川邊 有希

 がんは、病態や経過が様々で、治癒される方もあれば、長期にがんと共に生活をしていく方もおられます。がん看護専門看護師の役割は、がんの身体的・精神的苦痛を理解し、患者さんやそのご家族に対してQOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を提供することです。近年、がん医療は発展してきており、複数ある選択肢から自分たちの生活にあった選択をしていくことが必要になります。私たちは、医学的な適応を踏まえ、その方のQOL(生活の質)を大事にしながらその人らしく生きていくことをサポートさせて頂きたいと思います。

患者さんの気がかりに共に向き合います

精神看護専門看護師
栗原 睦美

 身体疾患を抱える患者さんやそのご家族は、疾患そのものや入院による環境の変化、生活の心配など、さまざまな心の負担を抱えていらっしゃいます。
 精神看護専門看護師は、患者さんが安心して治療を継続できるよう、医療スタッフと共に患者さんの気がかりや困り事を整理し、専門的視点から問題を解決できるよう取り組みます。
 また、ケアを提供する看護師がいきいきとやりがいをもって看護が行えるよう、看護師のメンタルヘルスケアも行います。

患者さんや家族の思いに寄り添えるように

救急看護認定看護師
田渕美和子

 私は、2011年に救急看護認定看護師の資格を得ました。救急外来では、「迅速かつ的確」なケアと処置が求められます。重症度や緊急度に応じた看護が行えるように、院内トリアージの導入、ファーストエイドコースの開催をしています。また、救急外来を受診する患者さんや家族は、重症度を問わず不安がいっぱいです。患者さんや家族の思いに寄り添えるように、急を要する場面でも丁寧な対応を心がけています。

質の高い看護を継続できるように

皮膚排泄ケア認定看護師
森田順子

 私は、生涯にわたって看護を実践していくにあたり、より深い知識と技術が必要だと感じて、2008年に認定看護師の資格を取得しました。英語でW(Wound:創傷)・O(Ostomy:ストーマ)・C(Continence:失禁)のケアを行う看護師(Nurse)なので、WOCNと呼ばれます。褥瘡の予防や創傷の治癒促進、排泄ケア、ストーマケアを、多職種と連携をとりながら活動しています。今後も質の高い看護を継続できるように努めます。

その時々に応じた看護を実践

集中ケア認定看護師
都弓恵

 2011年に集中ケア認定看護師の認定を受け、ICU病棟に所属しています。
 生命の危機的状態にある患者さんの病態変化をアセスメントし、重篤化を回避するための援助を実践しています。また、患者さんの家族に対しても、揺れ動く気持ちをくみ取りながら、その時々に応じた看護を実践しています。
 呼吸ケアサポートチームの一員としても活動しており、人工呼吸器を装着した患者さんの回診を行い、人工呼吸器の早期離脱や患者さんのQOLの向上を目指しています。

安全な投与管理とその人らしく過ごせる支援めざして

がん化学療法看護認定看護師
久留嶋尚子

 私は2階外来の化学療法室で化学療法を受ける患者さんに安全で確実な投与管理を行っています。
 日々進化するがん治療のなかで、患者さんは治療を受けることへの期待と不安を抱えておられます。患者さんに化学療法を受けながらその人らしく過ごせるように支援していきたいと考えています。

可能な限り口から食べることができるように

摂食・嚥下障害看護認定看護師
谷口淳子

 口から食べることは、生命維持の栄養補給だけでなく、「食べる喜び」「生きる喜び」を味わっていくものです。絶食であった患者が食事を食べられるようになると素晴らしい笑顔になり、活力ある行動へとつながっていきます。疾患や治療により口から食べることができなくなった苦痛を摂食・嚥下のプロセスからアセスメントし、ST、PT、OT、栄養士など多職種と協働し可能な限り少しでも口から食べることができるよう支援していきたいと考えています。

多職種と情報共有し、より良い支援を

慢性心不全看護認定看護師
中川千里

 患者さんが病気と上手く付き合って生活を送っていただけるように、地域と連携を図りながら生活調整を支援し、自己管理能力の向上のための指導・教育に取り組んでいます。また、院内では心不全チームを結成しています。多職種と情報共有や意見交換をしながら、患者さんにとってより良い支援ができるように活動しています。

安心できる療養環境を維持できるように

感染管理認定看護師
松本千明

 感染管理認定看護師の役割は、患者さん・家族・来訪者・医療従事者・施設・環境を専門的な知識と技術を用いて感染から守ることです。
 患者さんの療養生活に最も近くで接する立場として、現場の声を良く聞き、スタッフへ基本的な感染対策がいつでも、どんな時にもみんなが実践できるように継続していきたいと考えています。

チームで果たす感染制御

感染管理認定看護師
稲岡梨乃

 感染対策チームの一員として、多職種で院内ラウンドやタイムリーに感染対策が実施できるよう感染対策リンクスタッフと共に現場の問題解決、改善、感染防止技術の質向上を目指して活動しています。
 また、近隣の施設と連携し感染制御に取り組むことも感染管理認定看護師の役割のひとつです。地域でチームとなり、安心して過ごせる地域づくりの一助になるよう、努めていきます。

患者さんの生活を共に見つめて

慢性心不全看護認定看護師
西岡通宏

 心臓病を患った患者さんは、心不全と上手にお付き合いをしないと、生活の質が保てません。治療と共に、今までの生活習慣を見直したり、自らが症状を発見し、適切な医療を受けることにより、生活の質の低下は防ぐことができます。患者さんの生活を共に見つめ、お一人お一人にあった養生法を見つけていきたいと考えています。

糖尿病の治療が無理なくできるように支援

糖尿病看護認定看護師
高橋朋美

 糖尿病は治癒することはなく、生涯にわたってセルフケアが必要とされる疾患です。症状なく進行して合併症という形で全身に様々な障害をきたすことがあります。患者の中には糖尿病特有の不快な症状や生活における制限から「生きにくさ」を感じている方もおられます。
 私は、患者の気持ちに寄り添いながら、日常生活の中で無理なくできることを一緒に考えて、治療が継続できるように支援したいと考えています。

その人らしい生活・再出発への支援をめざして

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
長田美里

 脳卒中は突然発症し、多くの場合は麻痺や失語などの障害が残ります。そのため患者さんは今までできていたことができなくなり、日常生活に支障を来します。しかし、リハビリテーションを効果的に行うことで期待以上の成果が得られ、障害を持ちながら在宅や社会復帰することができます。
 リハビリテーションとは、機能回復だけでなくその人らしい生活・人生の再構築を支援することです。発症直後から患者さんやご家族の思いに沿って、多職種と協働し異常の早期発見に努めながら、生活の中にリハビリテーションを取り入れて看護を行なっていきたいと考えています。

患者さんや家族にとっての理解者として

慢性呼吸器疾患看護認定看護師
小林辰教

 慢性呼吸器疾患(COPDや間質性肺炎、気管支喘息、肺結核後遺症など)は、長期にわたる息苦しさや治療の継続によって気持ちが落ち込みやすくなると言われています。また、内部障害といって、息切れやそれに伴う活動のしにくさは外見からは理解されにくいのが特徴です。
 慢性呼吸器疾患の治療には吸入薬等の薬物療法に加えて運動や栄養、禁煙などの日常生活習慣の見直し、在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法といった治療もあり、それらを継続していくことが症状をコントロールする鍵となります。
 慢性呼吸器疾患看護認定看護師として、患者さんやその家族の抱えている苦痛を理解して、思いを大切にしながら療養支援を行っていきたいと考えています。

0(ゼロ)の看護に向けて取り組みます

手術看護認定看護師 
柿本 真喜子

 手術は患者さんやご家族の人生においてとても大きな出来事であり、多くの方が脅威を手術となる疾患は多岐にわたり、また、医療の進歩により高齢の方や複数の疾患を持つ患者さんも手術が可能となっています。
 このように人生において「手術をする」という大きな決断をされた様々な患者さんに、安心して手術を受けていただけるように支援をさせていただきます。

安全で安心できる手術環境を実践します

手術看護認定看護師
長谷川 陽子

 手術室という非日常的な環境の中にある患者さんが、少しでも安心して手術を受けることができるように、手術前から患者さんの声を聴き、常に一番近くにいる存在として患者さんの精神的な援助に努めています。
 また、手術の体位による皮膚トラブルなどの二次的合併症がおこらないように、安全第一の手術環境を実践します。

治療生活を継続的にサポートする

乳がん看護認定看護師
坪田 由起

 乳がんは女性のがん罹患率の第1位を占め、年々増加傾向にあります。若年性や遺伝性の乳がんも増えています。乳がん治療は治療の選択肢が多様化し、治療期間も長期にわたります。
 闘病生活の中では、気持ちが揺れ動き、不安や辛さを感じることがあります。患者さんが望む生活が送れるように、患者さん一人ひとりにじっくりと向き合い、子供を含めた家族ケアや女性としての悩みの解決につなぐ、その人らしさを大切にした看護支援を心がけています。 そして、多職種と連携をとりながら、長期にわたる治療生活を継続的にサポートできるように努めていきたいと考えています。