スペシャリスト

スペシャリスト

教える人も教えられる人と共に育つ、 「共育」で看護部全体のキャリアアップを。

概要

当院では専門看護師2名と認定看護師17名が、現場のジェネラリストと共に各々の役割を果たしながら活動しています。

専門看護師 2名
(2分野)
  • がん看護 1名
  • 急性・重症患者看護 1名
認定看護師 17名
(12分野)
  • 集中ケア 1名
  • 皮膚・排泄ケア 1名
  • がん化学療法看護 2名
  • 感染管理 3名
  • 糖尿病看護 1名
  • 緩和ケア 1名
  • 救急看護 1名
  • がん性疼痛看護 2名
  • 摂食・嚥下障害看護 1名
  • 脳卒中リハビリテーション看護 1名
  • 慢性心不全看護 2名
  • 慢性呼吸器疾患看護 1名

 

患者さんと家族のもつ力を大切にしたい

急性・重症患者看護専門看護師
春名寛香

急性・重症患者看護専門看護師の役割は、緊急度や重症度が高い、あるいは集中治療が必要な患者さんとそのご家族に対して、最善の治療と看護が提供されるように支援することです。患者さんにとってより高いQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を目指し、身体的なケアのみならず、病状や治療に伴う様々な苦痛を緩和し生きる力を支援すると共に、不安や悲しみなど様々な思いを抱えておられるご家族への心のケアなどを行います。そして、どのような時も患者さんとご家族の持つ力を大切にし、私の役割を果たしていきたいと思っています。

がんを抱えながら、生きることを支援

がん看護専門看護師
川邊 有希

がんは、病態や経過が様々で、治癒される方もあれば、長期にがんと共に生活をしていく方もおられます。がん看護専門看護師の役割は、がんの身体的・精神的苦痛を理解し、患者さんやそのご家族に対してQOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を提供することです。近年、がん医療は発展してきており、複数ある選択肢から自分たちの生活にあった選択をしていくことが必要になります。私たちは、医学的な適応を踏まえ、その方のQOL(生活の質)を大事にしながらその人らしく生きていくことをサポートさせて頂きたいと思います。

患者さんや家族の思いに寄り添えるように

救急看護認定看護師
田渕美和子

私は、2011年に救急看護認定看護師の資格を得ました。救急外来では、「迅速かつ的確」なケアと処置が求められます。重症度や緊急度に応じた看護が行えるように、院内トリアージの導入、ファーストエイドコースの開催をしています。また、救急外来を受診する患者さんや家族は、重症度を問わず不安がいっぱいです。患者さんや家族の思いに寄り添えるように、急を要する場面でも丁寧な対応を心がけています。

質の高い看護を継続できるように

皮膚排泄ケア認定看護師
森田順子

私は、生涯にわたって看護を実践していくにあたり、より深い知識と技術が必要だと感じて、2008年に認定看護師の資格を取得しました。英語でW(Wound:創傷)・O(Ostomy:ストーマ)・C(Continence:失禁)のケアを行う看護師(Nurse)なので、WOCNと呼ばれます。褥瘡の予防や創傷の治癒促進、排泄ケア、ストーマケアを、多職種と連携をとりながら活動しています。今後も質の高い看護を継続できるように努めます。

その時々に応じた看護を実践

集中ケア認定看護師
都弓恵

2011年に集中ケア認定看護師の認定を受け、ICU病棟に所属しています。
生命の危機的状態にある患者さんの病態変化をアセスメントし、重篤化を回避するための援助を実践しています。また、患者さんの家族に対しても、揺れ動く気持ちをくみ取りながら、その時々に応じた看護を実践しています。
呼吸ケアサポートチームの一員としても活動しており、人工呼吸器を装着した患者さんの回診を行い、人工呼吸器の早期離脱や患者さんのQOLの向上を目指しています。

安全な投与管理とその人らしく過ごせる支援めざして

がん化学療法看護師認定看護師
久留嶋尚子

私は2階外来の化学療法室で化学療法を受ける患者さんに安全で確実な投与管理を行っています。
日々進化するがん治療のなかで、患者さんは治療を受けることへの期待と不安を抱えておられます。患者さんに化学療法を受けながらその人らしく過ごせるように支援していきたいと考えています。

患者さんの思いを受け止め

がん化学療法看護師認定看護師
片岡久美

患者さんは「がん」と告知を受けたその時から疾患を受け止め闘病生活を行わなければなりません。その治療の中でも辛い副作用を伴う化学療法を行うに際し『最小限の苦痛で最大限の治療効果を得るために何ができるか』を念頭に置きながら、一人一人に寄り添った『暖かみのある看護』を心掛けています。
今後も医師、薬剤師をはじめするスタッフと連携しながら患者さんががんと闘うお手伝いが出来るよう全力を尽くしてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

可能な限り口から食べることができるように

摂食・嚥下障害看護認定看護師
谷口淳子

口から食べることは、生命維持の栄養補給だけでなく、「食べる喜び」「生きる喜び」を味わっていくものです。絶食であった患者が食事を食べられるようになると素晴らしい笑顔になり、活力ある行動へとつながっていきます。疾患や治療により口から食べることができなくなった苦痛を摂食・嚥下のプロセスからアセスメントし、ST、PT、OT、栄養士など多職種と協働し可能な限り少しでも口から食べることができるよう支援していきたいと考えています。

多職種と情報共有し、より良い支援を

慢性心不全看護認定看護師
中川千里

患者さんが病気と上手く付き合って生活を送っていただけるように、地域と連携を図りながら生活調整を支援し、自己管理能力の向上のための指導・教育に取り組んでいます。また、院内では心不全チームを結成しています。多職種と情報共有や意見交換をしながら、患者さんにとってより良い支援ができるように活動しています。

患者さんと共に考え続けること

がん性疼痛看護認定看護師
向井美千代

痛みはご本人にしか分からない主観的な症状です。自分が感じている痛みを、他者である医療者に伝えるだけでも大変難しいことなのです。そのことを理解しながら、痛みを緩和する方法を考えていきます。がん性疼痛の緩和には、薬物療法も重要です。ただ薬を使用すればよいということではなく、何故痛みが起こっているのかを考え、患者さんの思いを大事にできるよう、総合的な判断を行います。患者さんと共に考え続けることが私の役割だと考えています。

安心で安楽な生活が送れるように

がん性疼痛看護認定看護師
篠崎智子

痛みがあるということは、痛みそのものによる苦痛はもちろんのこと、気持ちがふさいだり、今まで当たり前にできていた事が出来なくなるなど、心身や社会生活に大きな影響を及ぼし、生活の質を低下させます。
痛みが和らぐことで、より良い状態で治療に臨めるように、また、今までの日常生活を出来るだけ維持し、患者さんやご家族が住み慣れた地域や場所で、安心で安楽な生活が送れるよう、看護の面からサポートしていきたいと考えています。

組織横断的な活動で役割を果たす

感染管理認定看護師
髙橋尚子

感染管理は、患者さんだけではなく、患者さんを支えるご家族、医療スタッフ、来訪者全てが対象のため、感染対策チームを結成し、組織横断的に活動をしています。感染管理の活動は、予防活動が中心となりますが、患者さんが安心して療養できる環境作りと、医療スタッフの働く環境を安全に提供出来ることを考え、実践・指導・相談を通じて役割を果たしていきたいと考えています。

安心できる療養環境を維持できるように

感染管理認定看護師
松本千明

感染管理認定看護師の役割は、患者さん・家族・来訪者・医療従事者・施設・環境を専門的な知識と技術を用いて感染から守ることです。
患者さんの療養生活に最も近くで接する立場として、現場の声を良く聞き、スタッフへ基本的な感染対策がいつでも、どんな時にもみんなが実践できるように継続していきたいと考えています。

チームで果たす感染制御

感染管理認定看護師
稲岡梨乃

感染対策チームの一員として、多職種で院内ラウンドやタイムリーに感染対策が実施できるよう感染対策リンクスタッフと共に現場の問題解決、改善、感染防止技術の質向上を目指して活動しています。
また、近隣の施設と連携し感染制御に取り組むことも感染管理認定看護師の役割のひとつです。地域でチームとなり、安心して過ごせる地域づくりの一助になるよう、努めていきます。

患者さんの生活を共に見つめて

慢性心不全看護認定看護師
西岡通宏

心臓病を患った患者さんは、心不全と上手にお付き合いをしないと、生活の質が保てません。治療と共に、今までの生活習慣を見直したり、自らが症状を発見し、適切な医療を受けることにより、生活の質の低下は防ぐことができます。患者さんの生活を共に見つめ、お一人お一人にあった養生法を見つけていきたいと考えています。

その人らしく生活が送れるようにサポートする

緩和ケア認定看護師
橋本みさ子

緩和ケアとは「生命を脅かす疾患に直面する患者さん、ご家族に早期から行う全人的ケア」です。医療の高度化、専門化する中、通院、入院、在宅のすべての場面で疾患に伴う苦痛の緩和、症状の緩和、療養の場に応じた患者、家族のQOLの向上と様々な問題を抱えた患者さんやご家族が多くなっています。
このような疾患を抱えていても自分らしい生活が送れるようにサポートすることが緩和ケア認定看護師の役割だと考えています。
現在、地域医療連携室とがん相談支援センターで多職種と連携して、患者さんやご家族の意見を尊重し、治療や様々な事を選択する時の支援等、患者さんがよりよく生きるためのお手伝いをしています。

糖尿病の治療が無理なくできるように支援

糖尿病看護
高橋朋美

糖尿病は治癒することはなく、生涯にわたってセルフケアが必要とされる疾患です。症状なく進行して合併症という形で全身に様々な障害をきたすことがあります。患者の中には糖尿病特有の不快な症状や生活における制限から「生きにくさ」を感じている方もおられます。
私は、患者の気持ちに寄り添いながら、日常生活の中で無理なくできることを一緒に考えて、治療が継続できるように支援したいと考えています。

その人らしい生活・再出発への支援をめざして

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
長田美里

脳卒中は突然発症し、多くの場合は麻痺や失語などの障害が残ります。そのため患者さんは今までできていたことができなくなり、日常生活に支障を来します。しかし、リハビリテーションを効果的に行うことで期待以上の成果が得られ、障害を持ちながら在宅や社会復帰することができます。
リハビリテーションとは、機能回復だけでなくその人らしい生活・人生の再構築を支援することです。発症直後から患者さんやご家族の思いに沿って、多職種と協働し異常の早期発見に努めながら、生活の中にリハビリテーションを取り入れて看護を行なっていきたいと考えています。

患者さんや家族にとっての理解者として

慢性呼吸器疾患看護認定看護師
小林辰教

慢性呼吸器疾患(COPDや間質性肺炎、気管支喘息、肺結核後遺症など)は、長期にわたる息苦しさや治療の継続によって気持ちが落ち込みやすくなると言われています。また、内部障害といって、息切れやそれに伴う活動のしにくさは外見からは理解されにくいのが特徴です。
慢性呼吸器疾患の治療には吸入薬等の薬物療法に加えて運動や栄養、禁煙などの日常生活習慣の見直し、在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法といった治療もあり、それらを継続していくことが症状をコントロールする鍵となります。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師として、患者さんやその家族の抱えている苦痛を理解して、思いを大切にしながら療養支援を行っていきたいと考えています。