平成25年10月の開院から8年半が経過し、9回目の春を迎えました。病院南側の桜並木は例年より早めの満開を迎えています。
兵庫県はまん延防止等重点措置が3月21日に解除されましたが、新型コロナウイルス感染症は未だ落ち着く気配はなく、院内感染防止を徹底するため当医療センターでは引き続き、面会の禁止および外来受診前の問診・検温を実施しております。皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
また、多数の方より応援メッセージや寄付等をいただき、皆様からの温かいお心遣いに感謝を申し上げます。
3回目のワクチン接種や経口薬の承認等、新型コロナウイルス感染症に対する対応策も進展しており、1日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願うところです。感染者数は未だ落ち着きませんが、重症化される患者数は減少しており、各種対応策による一定の効果は出て来ていると感じています。
さて、今年度は診療の質について第三者機関が評価を行う病院機能評価の受審をはじめ、国指定がん診療連携拠点病院認定取得に向けた体制の整備、脳卒中・循環器病対策基本法に基づく急性期脳卒中診療体制の整備等、更なる診療の充実に向けた取り組みを推進して参ります。
同時に医師の過重労働を改善するべく、働き方改革推進委員会を設置し、医師の業務負担の軽減も推進して参ります。
当医療センターは地域の中核病院として、医療機能をより一層充実させ、地域住民の皆様が安心して治療や看護を受けられる医療基盤を確立するとともに、病院スタッフが働きやすい環境を整え、医療人が喜びを持って働ける病院とすることにより、当医療センターの理念である“患者と医療人を魅きつけるマグネットホスピタル”を更に進化させて参りますので、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。