初期研修医の声

初期研修1年目N.C(R2年名古屋大学卒業)


 初めまして。北播磨総合医療センター初期研修医1年目のN.Cです。出身地は神戸市、出身大学は名古屋大学です。2020年4月から初期研修医として北播磨総合医療センターに勤務しています。ローテートした科は救急科(8週間)と総合内科、老年内科、糖尿病・内分泌内科合同(6週間)になります。

 私が当院を研修先に選んだのは、スタッフ、研修システム、設備・立地の3点がどれも優れていると考えたためです。まず、見学した際に、指導医の先生方や研修医の先生方が優しく、事務の方々の対応も丁寧で、とても働きやすそうという印象を受けました。次に研修システムですが、救急でも病棟でも、気軽に指導医の先生方に相談することができ、手技を行う際は見守って頂ける点がいいと思いました。そして、設備が新しくデザインもスタイリッシュというのも魅力的でした。また、当院はエコーの機器が充実しており、詳しい先生方が多いというのにも惹かれました。立地は田舎ではありましたが、暫く都会の喧騒から離れて医療に従事するのも良いかな、とも考えていました。

 総合内科、老年内科、糖尿病・内分泌内科合同では、概ね5~10人程度の患者さんを担当します。朝と夕は科内でのカファレンスとチーム内の回診があり、指導医の先生方と所見を確認したり、検査や治療方針を決めたりします。6週間の研修中で最も多かったのは糖尿病患者さんの教育入院で、糖尿病の病態や合併症評価、教育、退院後の生活を含めた治療薬の選択、生活指導等、一連の流れを経験することができました。総合内科では、入院が必要な医学的疾患はなくとも、社会的な要因で入院されている方もおられました。MSWの方々などとも連携しながら、退院先の生活を考える機会も少なくありませんでした。

 生活に関してですが、私は諸事情により、3か月間以上車無しで生活しています。昼は職員食堂(土日も開いています)、夜はコンビニや医局で購入できるお弁当を食べています。また、徒歩5分程の距離のところにはウェルシアもあり、そこで食材(生鮮食品は少ないです)や日用品、医薬品を購入することもできます。その他、イオンの宅配サービスも活用しながら生活しています。優しい同期の研修医の先生方に買物に連れて行ってもらったりもしています。

 新型コロナの影響もあり、見学や実習に来ることのできなかった方も多いかと思います。少しでも研修先選定のお役に立つことができましたら幸いです。