専攻医の声

専門研修2年目 R.F (平成27年香川大卒)

(平成30年4月5日UP)

~外科の魅力~

 みなさん、こんにちは。北播磨総合医療センター専攻医(卒後3年目)のR.Fです。
 外科専攻医としては2年目になります。私はこの北播磨総合医療センターで初期研修2年を終え、後期研修医として当院で研修を行っています。簡単ではありますが、当院の外科の魅力についてお伝えできればと思います。

 当科では現在、後期研修医を含めた10名のスタッフで患者さんの治療にあたっています。年間700例以上の手術を行っており、食道癌や肝胆膵手術などに代表される消化器外科高難度手術からヘルニアや胆石症などの良性疾患手術まで幅広く経験することができます。専攻医は主に腹腔鏡下ヘルニア修復術や腹腔鏡下胆嚢摘出術、緊急手術を執刀する機会が多く、私もこの1年で多くの症例を経験させていただきました。最近では上級医の指導のもと、胃癌や大腸癌の手術も経験させていただいています。内視鏡外科手術を積極的に導入しており、内視鏡外科学会技術認定医の指導のもと手術をおこなっています。当科では困ったことがあれば常に上級医に相談できる環境が整っており、手術から周術期管理までを万全の体制のもとで行うことができます。毎日手術があり、緊急手術もあるため忙しい日々を送っていますが、非常に充実した研修生活を送っています。
 また、消化器内科との連携も非常に密であり、週1回消化器合同カンファレンスをひらき、協力して患者の治療にあたっています。

 2018年4月からは消化器外科領域においても内視鏡手術支援ロボット「da Vinci」を用い手術が保険収載されます。当科ではすでにロボット支援下の内視鏡手術を導入しており、私も数例助手として参加させていただきました。最先端の医療を肌で感じることができるのも 当院の魅力の1つだと思います。 手術

2019年度からは外科専門医プログラムの基幹施設となることが決定しており、当院で外科専門医を取得することも可能となります。3年目から外科・消化器外科を専攻しようと考えている初期研修医の皆様はぜひ1度見学に来ていただければと思います。
スタッフ一同お待ちしております。