初期研修医

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2019年度初期研修医

2019年度初期研修医 1年次 15名
4月から研修が始まりました。よろしくお願いいたします。


臨床研修修了式・祝賀会

2019年3月14日

小野向日葵ホテルにて臨床研修修了式・祝賀会が行われました。
初期研修医10名が当センター臨床研修プログラムを修了しました。
祝賀会では、多くの方にご参加いただきました。

 













研修レポート

離島研修報告~島の医療人になってみて~ 初期研修医2年目 K.O

 年始気分も残る2019年1月7日、大阪国際空港から出る1日1本の航空便に乗って島根県の北部に位置する隠岐諸島、隠岐広域連合立隠岐病院に到着。地域医療の研修として1月31日までの約1か月間、隠岐諸島で研修生活を送りました。隠岐病院にはほとんど毎月日本全国から研修医が研修にやってきます。当院からは2017年度より研修させていただいており、今年も2人お世話になっています。
 隠岐諸島の名が示す通り隠岐はいくつかの島で構成されており、今回研修させていただいた隠岐病院はその中で最も大きい島後に位置しています。日本本土との交通手段は飛行機と船。冬季には高速船が休航となるため海路は島根本土までフェリーで片道3時間の長旅となります。隠岐病院は限られた資源の中で本土へ搬送すべきか、島内で治療すべきか、といった判断をする重要な役割を担っています。
 研修医の勤務体制としては総合内科医として初診外来、救急外来を担当します。指導医の先生と相談しながら必要な検査をオーダーし、診療していきます。必要な場合には再診を指示して経過を見たり、入院を勧めて治療にあたったりとファーストタッチから退院まで一貫して患者さんに関わることができます。北播磨総合医療センターでの研修では特に救急でない一般外来を担当する機会がありませんので非常に新鮮な経験でした。冬季でしたので発熱を訴えてこられる患者さんで外来受診数が多く、人と話す力をつけていただいたように感じます。症例も幅広く、肺炎をはじめ脳梗塞、急性胆嚢炎、低体温症、急性心筋梗塞で本土搬送となった例など様々な疾患を経験でき、内科研修として充実した日々を送りました。希望があれば外科手術、産科手術も経験でき、隠岐に到着した当日には緊急の虫垂炎の手術にも入らせていただきました。
 島の文化にも触れ合う機会をたくさんいただきました。私が研修した1月は残念ながら観光シーズンではないため遊覧船が休航だったり施設見学ができなかったりしたのですが、休日には病院から貸していただく車に乗って島後を一周、島の自然を巡ったりもしました。また、今津地区の「とんど祭り」という神事にも参加しました。元来とんど祭りは正月飾りを燃やして一年の無病息災を祈る行事ですが、この地区では大きな竹でやぐらを組み、正月飾りをやぐらごと燃やして海に倒し、それをふんどし一丁の男たちが海に飛び込んで担ぎ上げてくるというそれはそれは荒々しい行事となっています。
200年続く伝統行事ですが、地区の人々の懐は広く、私のようなよそ者も大歓迎していただき、一緒に海に飛び込ませていただきました。宴会も催され、これ以上ないぐらい隠岐の島の文化を堪能できたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 一つ印象に残っているのは五箇地区の診療所実習の帰り、併設しているグループホームに立ち寄った時のことです。健康のことを含めた様々な理由で自宅での生活が困難なお年寄りが生活されていました。引率していただいていた先生は大阪から移ってこられ、最近民謡を習い始めたとのことで、この日は踊りに使う“なべぶた“を持参していました。お年寄りの中にはお話し好きな方もいればじっと黙っておとなしく座っている方もいらっしゃいましたが、”なべぶた“をとり出し踊りだすとみんなで声を揃えてお唄を歌いだし、元気のなかった人までたちまち大きな声で歌うようになりました。地域に根付いた伝統、歌や踊りといった文化の力は、時に自分たちが行っている手術や投薬よりも人を元気にすることがあるのだと感じました。地域実習ならではといった経験でしたが、今後も自分がどこで働いていて、どんな文化を持った人たちを相手にしているかを理解することの重要さを実感しました。
 もちろんおいしい魚、蟹、お酒など冬の島ならではの食文化も堪能しました。病院の先生方、看護師さんをはじめコメディカルのスタッフさん達もとても明るく温かい人ばかりでお酒が強い!仕事の内外で、一か月を通してとても過ごしやすい研修生活を過ごすことができました。単なる観光で終わらず、医療人として成長させてくれる隠岐の島。離島研修はとってもお勧めです!

地域医療研修~離島編~ 初期研修医2年目 A.S

 2017年度より地域医療研修として、島根県の隠岐広域連合立隠岐病院で研修させて頂けることになりました。島根県隠岐郡は人口約2万人で西側の島前、東側の島後と大きく2つに分かれています。島前は3島より構成され、島後は隠岐の島の1島で構成されています。隠岐病院は島後・隠岐の島にある約100床の病院です。今年度は当院から4人(5、7、12、1月)の研修医が研修に行くことができました。

齋藤亮①の写真

 毎月、全国各地の研修医が2人ずつ研修に訪れます。今回は岡山県の倉敷中央病院の研修医と共に研修をしました。病院での仕事は、内科の初診外来と救急外来をそれぞれ担当します。救急外来は研修医がファーストタッチをさせてもらいます。問診や診察をし、指導医の先生と相談しながら検査や診断を検討します。入院する場合はそのまま担当医として診ることになります。希望があれば、手術や外来手技などの見学などもできます。初診から入院加療、退院まで一貫して診療する機会は少ないので、大変貴重な経験となりました。

 普段の生活は、病院から車で10分程度の病院宿舎に宿泊します。ロフトもついている広い宿舎で、公用車の貸し出しもあり、生活に困ることはまずありません。土日は基本的にフリーで、病院のバスケットボールチームに参加させていただきました。また、私は1月の研修でとんど祭りという地元の漁港のお祭りに参加させていただきました。ふんどし一丁で海に飛び込むという神事なのですが、地元の方との交流ができ、忘れられない思い出となりました。

 地域医療研修として、普段できない離島での生活や医療を経験してみるのはどうでしょうか。

齋藤亮②の写真



離島研修を終えて~隠岐病院篇~ 初期研修2年目 Y.T

 私は、地域医療研修の一環として12月の1ヶ月間隠岐病院に行ってきました。

髙瀬雄太①の写真
共に研修を行ったO君との2ショット

 当院では2017年度から隠岐病院での離島研修が可能となりました。隠岐病院は全国から研修医の受け入れを行っており、普段の研修に比べより近い距離で医療と向き合うことができます。詳しい研修内容は、同期のT.Nが詳細に記していますので私は少し違う角度から研修レポートを書きたいと思います。

 隠岐島といえば、古くは流罪地として知られ、後醍醐天皇も流されたことで有名です。流罪地といっても天皇や公卿が流されることが多く、その理由として、もちろん離島であったこともありますが、衣食住が全て揃っていたということも挙げられるそうです。これは全て隠岐病院の先生の受け売りです。今でも食事はおいしく、本土よりは寒いですが、生活するのに困ることはありませんでした。

 研修の内容ですが、私が一番記憶に残っているのは内科初診外来です。普段から救急外来のファーストタッチはしていますが、内科外来に来る人は軽症な人がほとんどです。健診異常や感冒、何となく調子が悪いという方が多く、そういった症状の人はむしろ救急外来では普段診ることがないので新鮮で勉強になりました。また、診断がつかない、もしくは経過をみたいといった人は緊急性がなければ後日予約をとって経過をみることができます。軽症の中にも重症患者はおり、すたすた歩いてきた人がすぐヘリで本土に搬送、開胸手術になったこともあり、一見の印象だけで患者さんの状態を決めるべきではないことを改めて勉強させて頂きました。
 今回、12月に隠岐島に行かせてもらいましたが、正直、人生で一番寒い冬になりました。しかし、それ以上に人の温かさを知ることができる1ヶ月間でした。忘年会のシーズンというのも良かったです。


髙瀬雄太②の写真
忘年会にて。隠岐の人は本当に明るい!!

 私の意見としては、専攻を決める前の初期研修の期間に普段とは違う環境で学べる、より患者様と近い距離感で接することができる離島研修は本当にお勧めです。
 ぜひ、隠岐病院での研修を楽しんで下さい。


~隠岐病院研修を終えて~ 初期研修2年目 M.M

 2017年夏の1ヶ月間における隠岐病院での離島研修についてご報告させていただきます。私はかねてから離島での医療に興味があり、研修センター長に、離島研修はできませんかとダメ元でお伺いしたところ、病院長はじめ数名の先生方のお計らいで隠岐病院での離島研修が実現しました。

宮﨑萌美①

 最初、離島研修のお話をしたときは南の島を想像しており、”沖ノ島”と調べていたら”女人禁制””神宿る島”など不思議な言葉が出てきて大丈夫かなと思っていたところ、よく聞いてみると”後醍醐天皇が流された島”と言われて初めて”隠岐の島”だと気づきました。
 隠岐の島は人気漫画・ドラマのコウノドリの舞台となったり、藻塩米がテレビで紹介されたりと何かと注目を集めている島です。また、相撲が盛んで隠岐の海の出身地としても知られています。

宮﨑萌美②

 “離島研修”と聞くと、限られた医療資源の下、CTやMRIに頼らずに診断したり、できる治療も限られていたりするイメージでした。しかし実際にはCTやMRIはあるし、1ヶ月の研修中に医療資源が制限されていると感じることはほとんどありませんでした。私は内科で研修しましたが、内科系の疾患は全て内科で診るというスタイルでした。そのため担当させていただいた患者さんも、急性膵炎、心不全、血管炎、脳梗塞、と多岐にわたりました。循環器内科や膠原病内科の専門医の先生が院内にいないため、当院のように容易に専門医にコンサルトできない難しさは感じましたが、必要な際には島根大学の先生にご指導いただいたり、紹介させていただいたりして質の高い医療を提供できるようになっていました。また、消化器内科に関しては専門の先生がいらっしゃり、胃カメラや大腸カメラは毎日のようにあり、ERCPなども積極的にされ、基本的には若手の先生がほとんど全てをされていました。ただし、やはりマンパワー不足はあり、私も研修医ながら一戦力として内科外来と救急外来の対応および入院患者様の受け持ちをさせていただきました。隠岐病院では自分で考えて診断・治療を進めていかなければならなかったため、考える力が非常に身につきました。もちろん自分で考えた上で上の先生に指導を仰ぐことができるので、方針が間違っていれば修正してもらうこともできました。


 宮﨑萌美③  

 私が担当させていただいた中で最も印象に残っている患者さんは、腹痛で救急外来に搬送された70代の女性でした。3日前からの便秘、腹痛および腹部膨満感があり、来院後、嘔吐も認めました。症状やエコー所見からイレウスを疑い、腹部CTで上行結腸に腫瘤を認め、大腸カメラでステント留置し、その後結腸切除術を行いました。科ごとの垣根が全くないに等しいので救急外来から内科に入院、外科で手術という流れがとてもスムーズでした。これは、より早い治療介入ができたり、情報伝達ミスのリスクが低かったりする点で医療現場ではとても重要な点だと感じました。当院での研修では各科ごとにローテートするので、例えば内科での担当患者さんが手術になっても手術には入れないことがありました。隠岐病院では救急外来から手術まで全ての過程に関わることができたのが良い経験になりました。


 宮﨑萌美④  

 また、隠岐病院がある島からさらに離れた島にある島前病院に行かせていただく機会がありました。島前病院では関節エコーで有名な整形内科の先生がいらっしゃり、筋肉勉強会という超マニアックな勉強会をされています。島前病院は隠岐病院よりさらに規模が小さく、内科の先生が整形系の疾患なども含めて全て診療されており、深く・広い知識を持った医者が必要とされていることを目の当たりにしました。
 研修の最後には院内での症例報告会があり、当院の内科合同カンファレンスと同じような形式での発表がありました。私は非胆石性・非アルコール性の再発性急性膵炎の症例発表をしましたが、発表の機会をもつことで一つの症例に対する深い考察ができました。
 医学的に学ぶことも多かったですが、隠岐での研修で一番楽しみにしていたのは島の方々との交流でした。島の方々は想像以上に優しく、寛大で、自分のことよりも他人のことを気遣っている方が本当に多いように感じました。長い間診させていただいた患者さんやお世話になったスタッフの方とのお別れの時は思わず涙がこぼれてしまいました。1ヶ月だけとは思えないほど本当に深く関わり合うことができました。
 病院のスタッフの方々は隠岐の名所やお店に連れて行って下さいました。ほぼ毎日のように飲みに連れて行って下さり、1ヶ月間で飲んだ回数が人生で一番多い1ヶ月になりました。やはり日本海の魚介類は格別で、お刺身が食べたくなくなるほど美味しい魚介類をたくさん頂きました。滞在中、両親が隠岐の島まで遊びにきたのですが、両親も隠岐の島の食事には感動しきりでした。私はタイミングが合わずいけなかったのが残念でしたが、有名な『隠岐誉』という日本酒の酒蔵見学に行けることもあるそうです。
 また、救護班としてマリンスポーツのイベントに参加した際に知り合ったシーバード(マリンスポーツのボランティア団体)の方々とのつながりで夏休みにもう一度隠岐を訪ねることができました。また、島で偶然知り合った外国人とも仲良くなり、一緒に登山やキャンプをするなど、交友の輪も広がりました。
 隠岐での研修の1ヶ月を振り返ると思い出が滝のように溢れ出してくるほど、毎日が充実していました。離島病院で島の医療に携わるのも医者としての一つの働き方として面白いだろうなと感じると同時に、深く広い知識を持った総合内科医の必要性を感じました。
 今回の離島研修で得た知識や感じたことを今後の医者人生に役立て、より良い診療ができる医師を目指そうと思います。
 最後になりましたが、お世話になった隠岐病院のスタッフの方々、島前病院のスタッフの方々、シーバードの方々、離島研修を実現させて下さった関係者の皆様には心より感謝申し上げます。



宮﨑萌美⑤
宮﨑萌美⑥



~隠岐病院研修を終えて~ 初期研修2年目 T.N

中野孝宏①

 当院では、臨床研修プログラムの一環として2017年度から地域医療研修の中で三木、小野、加東市内の病院、診療所の先生方のもとで勉強させていただくプログラムに加えて、隠岐病院での研修も可能となりました。隠岐病院は、コウノドリの地域医療編の舞台になった病院であり島根県の離島にある115床の病院です。北播磨総合医療センターからは、飛行機を利用して3時間ほどの距離にあります。

 隠岐病院では、他の病院からの研修医1名と共に2人で研修を行います。基本的には、午前中の内科外来と救急外来を交互に担当します。自分が担当した患者さんが入院する場合には、入院後も担当医として治療に参加します。また、胃カメラや大腸カメラも行っており積極的に診療に参加できる体制が整っています。心筋梗塞や重度の交通外傷の場合は、ドクターヘリにて島根県の病院に搬送します。普段の研修では、内科外来を担当する機会はないため退院後のフォローを自分で行えたことにより多くのことを学ぶことができました。また、健診異常といった普段診察することのない領域の研修を行うことができる点も特徴です。


 中野孝宏②  

 平日の勤務終了後には、港近くの居酒屋で海の幸を堪能できます。また、週末には島内の行事に参加させていただく機会があり、しげさ踊りパレードに参加させていただきました。祭りに参加することで、病院内の先生方のみならずコメディカルの方や消防の方ともお話することができてとても勉強になりました。

 普段と違う病院で研修を行えることは、とても貴重な機会です。食事もおいしく、新たな同期の仲間もできました。今後も連携が続いていくと思うので、皆さんも隠岐病院で研修してみませんか。

講演会レポート

 平成29年6月9日(金)地域研修(離島研修)でお世話になっている隠岐広域連合立隠岐病院 加藤 一朗先生を講師としてお迎えし「離島発 女性の診かた」と題して当院で講演会を開催いたしました。研修医も聴講し、加藤先生との楽しい時間を過ごしました。

講演会①
講演会②











募集レポート

2017 レジナビフェア 7/2(日)にブース出展しました。
当ブースに63名の学生さんに訪問いただきました。

2016レジナビ


研修医活動報告

平成30年度

初期研修医2年目のS先生が、昨年度に引き続き、自身の母校である小野高等学校の科学総合コース1年生を対象としたコースセミナーで講師をし、心肺蘇生法の講義を行いました。皆さん真剣に先輩からの講義を受け、技術を学びました。

清水先生

清水先生


平成29年度

初期研修医1年目のS先生が、自身の母校である小野高等学校の科学総合コース1年生を対象としたコースセミナーの講師として講義依頼を受け、後輩に熱い講義を行いました。

清水先生


平成28年度

初期研修医2年目のF先生が、自身の母校である小野高等学校の科学総合コース1年生を対象としたコースセミナーの講師として講義依頼を受け、後輩に熱い講義を行いました。
みなさん先輩の話に熱心に耳を傾け、真剣に先生の言葉を書き留めていました。

藤中先生
藤中先生