平成27年度

初期研修1年目 S.M(H27年神戸大学卒業)

(平成28年2月12日up)

~北播磨総合医療センター研修10か月を振り返って~

向江先生
こんにちは、北播磨総合医療センター初期研修医1年目のS.Mです。
出身大学は神戸大学で、同大学病院のたすきがけコース1年目として、ここ北播磨で研修をしております。
働き始めて早10カ月、少しずつ「先生」とよばれることにも慣れてきてしまいました。たすきがけコースであるため、この病院での研修も残り2ヶ月を切ってしまったなあ、とセンチな気分にもなりながら、残り少ない勉強の機会を無駄にしないように日々を過ごしています。

今までのローテート科について

僕は今まで「外科 → 循環器内科 → 麻酔科 → 救急科 → 形成外科 → 腎臓内科 」とローテートしてきており、現在は内科全般で研修をしております。研修科の選択システムについては他の同期も書いておりますが、僕自身は内科志望であるため総合的に見られるようになりたい、との思いでこのようなローテート科を選びました。
内科系はそれぞれアカデミックで勉強になることが多かったのですが、外科系の中でも形成外科では褥瘡や足壊疽などについて学ばせて頂き、今後に役立つ良い経験ができたと思っております。なお、形成外科で見ていた透析患者さんとお別れしたと思ったら引き続き腎臓内科で見ることになるなどアフターフォローも万全でした。

当直について

この病院の当直は、常に上級医と診療することになるため、その場で上級医の診療を見ながら学べることもさることながら、後日にフィードバックをもらうこともでき、非常に勉強になります。最初は言われたことをやるのが精一杯でしたが、今ではある程度までなら自分でAssessment&Planを考えることができるようになったかなぁとは思っています。もちろん上の先生方の後ろ盾があってこそではありますが、ゆくゆくは自分も同じように後進を指導する側に立つため、できるだけ多くを吸収しようと日々努力しています。

実のところ、僕は北播磨の病院見学には来ておらず、なんとなくで選んだ病院だったのですが、今となってはあまりにも居心地が良いため、たすきがけコースとしたことを少し後悔しているほどです。
研修病院を決めあぐねている学生さんは、見学してもらえればその良さを垣間見ることができると思います!ぜひ一度いらしてください。