平成29年度

初期研修1年目 K.O(H29年神戸大学卒業)

(平成29年10月4日up)

~北播磨総合医療センターでの研修6か月を振り返って~

王子健太郎①の写真
働き初めの医局のデスク。まだ本棚もスッカラカン

 こんにちは!北播磨総合医療センター初期研修医1年目のK.Oです!
研修のスタートを切ってはや半年。医師としてはまだまだ首のすわらない赤ん坊のようなものですが、優秀な先輩の先生方・病院スタッフさん達や楽しい同期に助けられ、何とかして患者さんにより良い医療を提供しようと日々奔走しています。
 半年間過ごした北播磨でのお仕事・生活について体験や感想を僕なりにまとめてみたいと思います。少しでも学生の皆さんにとって研修病院選びの参考になれば幸いです。



研修病院としての北播磨総合医療センター

王子健太郎②の写真
週に1回各科のレクチャーがあります

 研修カリキュラムについては当ホームページに詳しく載っていますので是非参照してみてください。ここでは実際に経験して感じた特徴を挙げてみたいと思います。
 第一にこの病院の医療のレベルが高いことが挙げられます。北播磨圏域の中核病院であり、規模が大きいこともさることながら各診療科で優秀な先生方が良質な医療を提供されています。良い医療を間近で体感でき、勉強できることは研修医としてとても幸せなことだと思います。
 次に院内の風通しがよいことも特徴です。カルテを見たり勉強したりする場所である医局が当院では大きな一部屋で、部長クラスの先生まで同じ空間にデスクを構えています。そうした空間で仕事をしていると、上級医の先生や他科の先生に相談しやすいと感じます。物理的な距離だけでなく、各先生方が快く相談に応じてくださるので働きやすく、尚且つ良い学びができていると思います。
 また、医師だけでなく看護師・技師・療法士・管理栄養士・薬剤師・医療クラークなどたくさんのスタッフさんにも日々助けていただき、各専門分野の疑問にも親身に答えていただいています。医師を含めたスタッフの充実が研修医にとっての当院の魅力だと感じます。

研修医としての生活

 医学生は20歳代半ばになって初めて社会に出る人も多いと思います。僕自身とても不安でしたが、当院では無理なく研修医が働けるようにご配慮いただいています。当直明けや休日にはしっかり休むよう各先生方が口を揃えておっしゃいます。
 研修医が働くペースとしては暇過ぎず忙し過ぎずといったところでしょうか。バリバリ働きたいとき、少し休みたいときなど自分次第で調節できることはたいへん魅力です。
 またほぼ全員が書いていることですが、病院すぐそばの職員寮での生活はとても充実しています。一つ屋根の下で暮らしていると自然と仲良くなってくるもので、週末になると誰からともなく、時には先輩も巻き込んで宴会が開かれます。働くときにはきっちり働く、遊ぶ時にはきっちり遊ぶ。メリハリのある毎日(になるように心がけています…)です!
 同期の研修医は13人と大所帯ですが、皆気のいい仲間たちです。研修医の先輩も優しい人ばかりで困ったときにいつも助けていただいています。
 研修医の人数が多いことも魅力の一つかもしれません。仕事のこと、プライベートなこと、話を聞いてもらいたいときにとても心強く感じます。


 とりとめもなく書いてきましたが、僕が伝えたいこの病院の魅力は10分の1も書ききれていません。百聞は一見に如かず、気になった方はぜひ見学に来てください!一緒に働けるのを楽しみにしています!

王子健太郎④の写真
見学お待ちしてます!