平成29年度

初期研修1年目 A.S(H29年三重大学卒業)

(平成29年10月4日up)

~北播磨総合医療センター研修6か月を振り返って~

 はじめまして。北播磨総合医療センター研修医1年目のA.Sです。出身は三重大学で、北播磨総合医療センターで2年間研修させて頂きます。早いもので研修医になって半年が経とうとしています。まだまだ分からないことばかりで勉強の毎日ですが、優しくて指導熱心な先生方や仲の良い同期に恵まれて、充実した日々を送っています。

ローテート科について

 私の1年目は、外科→救急科→麻酔科→内科合同ユニット→腎臓内科→消化器内科→形成外科→循環器内科の順でローテートしており、現在は内科合同ユニットで研修中です。内科合同ユニットでは、総合内科、老年内科、糖尿病・内分泌内科、血液・腫瘍内科を研修します。3週間研修した現時点でも、総合内科、老年内科では肺炎、尿路感染症、肝膿瘍やリンパ節炎、糖尿病・内分泌内科では、糖尿病や低血糖、先端巨大症、原発性アルドステロン症、血液・腫瘍内科では、白血病や悪性リンパ腫の化学療法など、豊富な症例を経験することができます。研修中は上級医の先生にマンツーマンで熱心に指導して頂けるのに加えて、毎日朝と夕方にはカンファレンスがあり、週に1度は看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、地域連携の方々とのカンファレンスもあります。先生方に様々なご指摘を頂いたり、コメディカルの方々からご意見を頂いたりできるため、多方面から患者さんを診る力を養っていけると思います。


当直について

清水彩香①の写真
当直室

 研修中は、日中の業務の他に月に3~4回当直を行います。初期研修医は副直という形で、必ず3年目以上の先生と一緒に診察にあたります。そのため、自分で判断もしつつ上級医の先生に1対1でたくさん教えて頂けるので、当直のたびにとても勉強になります。3年目以降は私も自分で判断する立場になるのかと思うと、今上級医の先生と一緒に当直できるのは、とても貴重な時間だと思います。また副直には、夕方17時から朝8時半までと、夕方17時から深夜0時までの2種類があります。朝までの場合、空いた時間には医局のすぐ近くに当直室が用意されていて、ぐっすり眠ることができます。日によっては忙しくてあまり眠れないときもありますが、朝まで当直をした翌日は13時を過ぎると帰ってもよいので、無理をすることなく働くことができます。


最後に

 以上、真面目なことを長々と書きましたが、親しみやすい先生方や楽しいことが大好きな同期に恵まれて、北播磨総合医療センターを研修病院に選んでよかったと改めて思います。

 私は県外の大学出身だったので、病院を選ぶにあたってこの「研修医の声」をとても参考にしていました。私も当院の魅力をこの場でもっともっと語りたいのですが、正直全く語りきれません!少しでも北播磨総合医療センターに興味を持って頂けたなら、是非1度見学に来てみてください。皆さんとお目にかかれる日を楽しみにしています。