平成30年度

初期研修1年目H.T(H30年香川大学卒業)

 はじめまして。北播磨総合医療センター研修医1年目のH.Tです。香川大学出身ですが、研修で地元兵庫県に帰ってきました。もう気付けば、研修を始めてから10か月が過ぎようとしており、まだまだわからないことを勉強している日々が続いていますが、非常に充実した日々を送っています。北播磨総合医療センターを研修先に考えている方に、私なりにこの病院を選んでよかった点について3つに絞ってみました。

① プログラム
私は、学生の時から内科志望ではあったのですが、全然志望科が決まっておらず、研修中に志望科を決めようと思っていたため、診療科が多いことは研修先を決める際の絶対条件でした。北播磨総合医療センターでは、1年目の研修で内科の診療科は、1.総合内科・老年内科・糖尿病・内分泌内科2.循環器内科3.消化器内科4.呼吸器内科・血液・腫瘍内科5.腎臓内科6.脳神経内科7.リウマチ・膠原病内科の中から自分の好きな診療科を4つ選択でき、診療科が決まっていない私にとっては、非常に魅力的なプログラムでした。また現在、4つ目の内科を回っているところですが、どの診療科も専門性の高い疾患を扱いながらも市中病院としてのcommon diseaseを見ることができるため、非常に勉強になっています。

② 内科合同カンファレンス
1年目の内科ローテート中の研修医は内科合同カンファレンスという週1回の発表を順番に回しています。このカンファレンスでは、自分が興味を持った症例に対して、症例を提示し、考察を行います。最初はpower pointの使い方もままならず、上の先生につきっきりで作成を手伝ってもらっていましたが、徐々に自分で作ることができるようになってきました。発表はとても緊張しますし、内科すべての先生が見てくださるので思ってもみない質問で、答えられないこともよくありますが、その分勉強になることも多いです。また私は、12月に内科学会の地方会に参加させていただきましたが、内科合同カンファレンスで鍛えられているため、思ったより緊張することもなく、自分としては満足のいく発表を行うことができました。

③ 環境
医局はすべての医師が同じ部屋に席がある作りなっていますが、上の先生に聞きに行ったり、他の科の先生にコンサルトを行ったりする際に非常に便利です。病院見学の際はそれほど意識していたポイントではなかったのですが、医局が1つというのは科の垣根が低くなり、働く中で非常に良いと思えるポイントでした。また、医局には研修医まで1人1台電子カルテ用のパソコンが存在し、自分の好きなタイミングでカルテを使用できることもいいことだと思います。
私も学生の時、病院選びで絶対失敗したくないと思って何か所も病院見学をしましたが、この北播磨総合医療センターは、初めて見学で来た時からこの病院で働きたいと思える病院でした。この気持ちは働き始めた今も変わらず、この病院で研修できてよかったと思います。まだまだ、北播磨総合医療センターの魅力はありますで、ぜひ1度病院見学にお越しください。お待ちしています。