令和元年度

初期研修1年目K.Y(R1年神戸大学卒業)

 はじめまして、研修医1年目のK.Yと申します。奈良県香芝市出身で神戸大学卒業です。早いもので、ここ北播磨で研修を始めてもう半年になりますが、まだまだ分からないことだらけです。それでも、この「研修医の声」を通して、少しでも当院の魅力をお伝えできたらいいなと思います。

・ローテート科について
 僕は現在総合内科・老年内科・糖尿病・内分泌内科をローテートしています。 当医療センターの総合内科・老年内科・糖尿病・内分泌内科では肺炎や尿路感染症と言ったcommonな症例から、内分泌疾患に対するホルモン負荷試験など専門性の高いものまで、様々な症例を経験することができます。検査や治療方針については上級医の先生と話し合いながら決めていきますが、わからないことがあったり、困ったときは、どの先生方も非常に熱心に教えてくださるので、充実した研修生活を送ることができます。 また自分の受け持っている患者さんで中心静脈カテーテルの留置や、腰椎穿刺などの手技を行う機会があれば、上級医の先生の指導の下で手を動かすこともでき、知識面でも実技面でも多くのことを学ぶことができます。
 また毎日カンファレンスがあり、研修医は担当症例についてプレゼンテーションを行う機会が豊富にあるので、症例を発表するということに対して慣れることができます。僕自身、昔よりも人前でプレゼンテーションすることに対して苦手意識が減ったような気がしています。

・研修病院の選び方について
 研修病院選びで大切にしたいことは人によって様々でしょうが、参考までに僕が北播磨総合医療センターを見学した際に、ここがいいな、と思った点について書かせてもらいます。

① 建物が綺麗
 まだ開設してから6年なので病院が非常に綺麗です。毎日働く上でのモチベーションの維持には意外と大事なところではないかと思います。また研修医は職員寮に住むことになりますが、部屋は十分な広さがあり、新宿舎は今年作られたばかりで非常に快適です。









② 診療科が豊富
 北播磨総合医療センターにはほとんどの科が揃っています。僕は自分の専門にしたい科を決めずに大学生活を送ってきたので、病院選びをする際は多くの診療科が揃っているところを中心に病院見学をしました。北播磨総合医療センターは、その点で全く文句のない病院であり、どの科においても高いレベルの医療を提供していることが魅力だと思います。

③ 研修医が多い
 僕の同期は2年コース11人、神戸大学とのたすき掛け4人の計15人います。出身大学は様々であり、個性的なメンバーが揃っています。仕事で困ったことがあればお互い助け合い、休日はみんなで遊んだりするなど、同期の仲の良さのおかげで充実した研修が送れていると思います。

 最後に一つだけ悪い?点を書かせてもらうとすると、田舎であることが挙げられます。 立地は良いとは言えず、車は生活のためには必須です。 ただし三木や小野には料理のおいしい店がたくさんありますし、三宮や大阪まででも1時間あれば行くことができるので、休日には十分出かけることができます。

 簡単に北播磨総合医療センターの魅力を挙げさせてもらいましたが、少しでも興味を持ってくれた方はぜひ一度病院見学にお越し下さい。そして北播磨総合医療センターの良い雰囲気を感じていただきたいです。一同楽しみに待っています。