初期研修1年目S.O(R7年神戸大学卒業)
はじめまして。初期研修医1年目のS.Oです。兵庫県加古川市出身、神戸大学卒です。
私は病院見学や学生実習を通じて、北播磨総合医療センターで働きたい!とずっと思っていました。当時はこの「研修医の声」を読んでわくわくしていた記憶があります。今度は自分が担当させていただくことになり、本当にうれしいです。今回は文字数の許す限り、研修生活や当院のあふれる魅力についてご紹介させていただきます。
まずは普段の研修内容についてご紹介します。私は4月から循環器内科、消化器内科を1ヶ月半ずつローテートし、7月からリウマチ・膠原病内科で研修予定です。1ヶ月ごとにローテートする病院もあるなかで、最初は1ヶ月半という長さに不安がありました。しかし実際に研修してみたところ1ヶ月は本当にあっという間です。診療科の雰囲気や業務内容に慣れて楽しくなってきた頃にローテが終わってしまう、という残念な状態を回避できる点は1ヶ月半の大きなメリットだと感じています。また多くの学びが得られ、さらにそれを活かせる場面に恵まれている点も非常にありがたいです。研修中に心臓エコーや腹部エコーの当て方を上級医の先生方にみっちり教えていただいたことで、夜間当直の際にエコー所見を自分の手で描出できたことは非常にうれしかったです。上級医の先生方は研修医もメンバーの一員として扱ってくださり、多くの処置に参加させていただいています。いきなり手技を任せられる、ということはなく、まず何回か介助をしながら手順を学び、上級医の先生が見守ってくださる中で本番、というように段階を踏んで経験することができます。できることが増えるというのはとてもうれしく、今後の研修も非常に楽しみです。
私が当院で働きたいと思った大きな理由のひとつに、雰囲気の良さがあります。見学で初めて当院を訪れた際、スタッフの方々がたくさん挨拶をしてくださり、あたたかい雰囲気を感じて非常にうれしかったのを覚えています。また当院では医師はみんなひとつの大きなお部屋(医局といいます)でカルテ業務をしています。研修医の先輩も上級医の先生もコーヒー片手に気さくに話しかけてくださるので非常に話しやすいです。「これ分からないけど先生に聞きに行くのは緊張するし、やっぱりやめとこう・・・」なんて思うこともなく、困ったことがあればきちんと相談することができています。
研修医1年目は全員で16人います。穏やかで落ち着いた子が多いですが、それぞれ個性があり、どの子と話しても楽しいです。16人もいるので、誰かしら趣味など話があう子がいると思います。日中はそれぞれ別の診療科で研修していますが、お昼の時間には医局で一緒にご飯をたべておしゃべりしています。非常に(異常に?)仲がよく、お仕事終わりにご飯を食べに行ったり、休日も一緒に買い物や遊びに出かけたりしています。北播磨エリアのおいしいご飯屋さんを開拓することが今の楽しみのひとつです。しっかりリフレッシュもしつつ、お仕事ではみんなで高め合っていけたらな、と思っています。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。まだまだ伝えたい魅力がたくさんあるのですが、あとは見学に来ていただいたときのお楽しみとさせてください。すこしでも興味を持っていただけたなら幸いです。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。