初期研修1年目T.Y(R7年山梨大学卒業)
皆さん初めまして。北播磨総合医療センターの研修医1年目、T.Yです。この文章は年の瀬が近づいてきて年の終わりに一抹のさみしさを覚える時期に書いています。今回研修医の声を書くことになりテーマを思案した結果、私事で大変恐縮ですが今年小野ハーフマラソンにメディカルランナーとして参加させて頂いたのでこのことを綴っていきたいと思います。
小野ハーフマラソンは毎年12月上旬に開催されるマラソン大会で、小学生の部、5kmの部、ハーフマラソンの部と3部門あります。参加人数は5000人程度で他のマラソン大会と比較しても大規模な大会になり、毎年ゲストとして野球選手やオリンピック経験選手が参加します。メディカルランナーは一般の参加者に混じりマラソンを走る一方で、急に倒れた参加者がいた場合に救護に向かう役割があります。自分自身マラソン経験はほとんどないのですが、大学時代にハンドボールをしていたこと、研修医になってからジムに通っているためなんとかなるかと見切り発車で参加を決めました。さすがに練習をしないとまずいと焦りを感じ、共に参加する研修医と一緒に仕事終わりに定期的に走りに行きました。
当日は予想以上の人で、参加者やその関係者などで大盛況でした。今年はゲストとして阪神タイガースの選手も来ており、心なしか阪神のユニフォームを来ていた人も多かった印象です。
朝の寒さに耐えながらマラソン開始を待っていると軽快なアナウンスと心湧き立つ音楽と共にスタートの合図がなり、参加者が一斉に動き出しました。僕も中段グループに混じり共に走り出しました。
走り始めは順調に進みこの調子なら完走もいけるかと思ったつかの間、5km付近で膝が悲鳴をあげ早くも参加したことを悔やみ始めました。しかしメディカルランナーとして参加した手前、途中で歩くのも恥ずかしく思い痛む膝と足を引きずりながら必死の思いで走り、そんな後悔もだんだんと消え去りました。参加して感じたことですが小野ハーフマラソンは小野の町全体のイベントであり、地域全体で盛り上げようという心意気が感じられました。コース途中には地域の人が差し入れを準備してくださったり、子供が踊って応援してくれたりしました。地域の人の声援を背に受けながら、徐々に近づくゴールに気持ちを奮い立たせ、最後の無限に感じられる直線に絶望を感じながらもなんとかゴールにたどり着きました。走り終わった達成感と終わってしまったさみしさが入り交じりながら自分のマラソンは終わりました。メディカルランナーとしては今年は大きな事故もなく無事に大会が終わり安堵の気持ちです。
小野ハーフマラソンは小野市全体の一大イベントで、地域の人の温かさや優しさを感じることができます。他にもこの地域には様々な魅力があるのでぜひ当院に見学に来た際にはその魅力を感じ取っていってください。
そしてもしあなたが当院の研修医になったら、ぜひ一緒に走りましょう。
