整形外科では、骨折などの外傷性疾患、頚部痛・腰痛などの脊椎疾患、関節が変形する関節疾患、スポーツ障害、四肢の疼痛・運動障害などの診療および治療を行っております。
当医療センターでは令和4年1月より5名のスタッフと4名の整形外科専攻医の9名で日常診療を行っています。
外来診療は基本的に3診(木曜日は2診)で、初診と再診を分けて診察しています。
また、手術も週5日の日程で施行し、脊椎疾患、関節疾患、手外科疾患、外傷などに対応しております。
腰椎椎間板ヘルニアなどの腰部疾患では内視鏡を使用した手術、頚椎や腰椎の脊髄の通り道が狭くなり、手足にしびれ・疼痛・力が入りにくくなる脊柱管狭窄症に対して、通り道を拡げる手術なども行っております。
上肢では内視鏡を使用し手術侵襲を少なくする手術である、肩関節の腱板断裂、反復性肩関節脱臼、手関節の軟骨損傷に対する修復術などを行っております。また女性や透析患者さんに多い手根管症候群に対しても内視鏡を用いた手術も症例に応じて行っております。
また、手の外傷の治療も積極的に行っており、症例によってはマイクロサージェリーを用いた手術も行っております。
スポーツ障害では野球肘やテニス肘などにも力をいれており、野球肘については保存的加療での効果のないものや分離後期または遊離期に至ってしまった例には手術を行っております。
関節の軟骨がすり減り痛みや動きの悪くなる変形性関節症(膝・股関節など)に対しては人工関節手術、早期リハビリを行っており、また以前に手術を受けられた手術後などの変形の著しい変形性股関節症・人工関節手術後のゆるみなどに対しての治療も積極的に行っております。
外傷性疾患では、手術が必要な骨折等では可能な限り早期に手術・リハビリを行うように心がけております。
当院の地域医療連携室を通して初診予約が可能です。上記のように疾患別に担当しておりますので、可能な限りは担当医が外来の日程に予約をお願いいたします。
当院は、三木市民病院、小野市民病院を継承する病院として開院し、できるだけ多くの患者さんを診察できるよう努めてまいりましたが、整形外科では、外来の初診・再診ともに患者数が非常に多く、外来診察が長時間に及んでいました。このため、医師が入院患者さんを診る時間が夜遅くになったり、手術をしなければならない患者さんにも影響が出ていた状況でした。
このようなことから、地域の医療機関との連携を深め、急性期病院としての役割を果たすため、現在外来診療は初診・再診ともに完全予約制とさせていただいております。
地域の医療機関(かかりつけ医)に紹介状を書いていただくとともに、FAX予約をしてもらってください。(紹介状があっても予約がない場合は、当日に受診できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。)
現在、当院の整形外科を受診されている方で、当院での治療が継続して必要な患者さんには、次回の診察予約をしています。予約の間隔が長くなっており、処方されたお薬が足りなくなった場合に限り、お薬の処方だけの診療を受け付けております。以後の診察予約をもたれていない方のお薬の処方は致しかねますのでご注意ください。次回の予約日までに通常の診療を希望される方も、地域の医療機関からの紹介状による新たな予約が必要です。そのためにも、地域のかかりつけ医をもたれることを強くお勧め致します。
当院での治療が終了した方や病状が安定している方には、地域の医療機関をご紹介していますので、紹介を希望される方は診察時に御申し出ください。
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究に対するご協力のお願い(令和2年2月7日承認)
氏名 | 補職名 | 卒年 | 資格等 |
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今泉 泰彦 (いまいずみ やすひこ) |
副院長兼整形外科部長兼診療科長兼リウマチ・膠原病センター長 | 1990 |
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瀧川 悟史 (たきかわ さとし) |
整形外科部長 | 1995 |
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髙畑 正人 (たかばたけ まさと) |
整形外科部長 | 1995 |
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森 昭嘉 (もり あきよし) |
医長 | 2012 |
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安喰 健祐 (あんじき けんすけ) |
医長 | 2013 |
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北村 俊樹 (きたむら としき) |
医員 | 2018 |
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草葉 光樹 (くさば みつき) |
医員 | 2019 | |
吉田 健亮 (よしだ けんすけ) |
専攻医 | 2020 | |
和田 悠花 (わだ ゆうか) |
専攻医 | 2021 |