臨床工学室 Clinical Engineering

概要

臨床工学室は病院本館の3階に位置し、人の生命につながる機能すなわち呼吸、循環、代謝などの機能を代行する生命維持管理装置の操作を医師の指示のもと行い、同時にその機器の保守・点検・管理を業務としています。

当院における臨床工学科の業務

医療機器の保守点検: 　各種テスターを用い医療機器の保守点検を行っています。
血液浄化: 　透析室で行う血液透析に加え、ICU/HCU等では各種血液浄化（血漿交換や吸着など）にも対応しています。
人工心肺: 　心臓手術等に用いる人工心肺や付随する心筋保護装置、自己血回収装置などの操作を行っています。
補助循環: 　手術室、血管造影室、救急などで補助循環装置（IABP/ECMOなど）の操作を行っています。
心臓カテーテル: 　冠動脈インターベンション（PCI）時のサポート（IVUS、OCT、補助循環など）を行っています。
不整脈治療: 　血管造影室にてカテーテルアブレーション、ペースメーカー等の手術に立ち会っています。; 　ペースメーカー外来にて装置のチェック、またインターネットを用いた遠隔モニタリングなども実施しています。
ロボット支援手術: 　泌尿器科、外科にて使用するダヴィンチシステムのセッティング、手術の立ち会いを行っています。
睡眠時無呼吸検査: 　睡眠時無呼吸症候群の検査および、治療に用いるCPAP装置、ASV装置の導入や調整を行っています。
呼吸サポートチーム: 　呼吸サポートチーム（RST）にて人工呼吸器使用中点検を行い、安全の向上に努めています。
医療機器研修: 　各種医療機器の研修会を実施し、医療スタッフの医療機器に対する知識/安全性向上に努めています。; 　2019年度は16回実施。

スタッフ紹介

認定資格

教育、研究

教育実習の受け入れ（2019年度）

研究発表・講演

	2014年度	2015年度	2016年度	2017年度	2018年度	2019年度
座長	1	1	8	1	0	2
研究発表	9演題	6演題	8演題	10演題	8演題	6演題
講演	2演題	2演題	4演題	4演題	3演題	8演題